新和実業株式会社では,お客様でお持ちの雰囲気熱処理炉の炉内雰囲気ガスの測定サービスが可能です。
【測定可能な項目】
CO 0〜50%
CO2 0〜2%
CH4 0〜5%
露点 −40℃〜25℃(鏡面冷却式露点計による・-40℃以下の露点の場合はお問い合わせください)
測定されたデータと炉温から,雰囲気が持つ酸化ポテンシャルを計算で求めることもできますから,製品の酸化,還元,脱炭などの評価,検討につなげることができます。
ガス浸炭炉,焼き入炉の炉内雰囲気ガスの炉温,炉内CO分圧,炉内CO2分圧を計測し,そのデータからジルコニアO2センサが出力するはずの起電力(EMF)を求めることで,ジルコニアO2センサの精度確認を実施します。
(お客様の現場での作業となります。)
詳細はこちらまで。
厳しい温度制御性と温度分布性能が求められるに金属熱処理に特化した電熱式小型流動層炉です。
セラミック粉体による接触伝熱のため,製品の急速加熱が可能です。
高精度仕様の場合,Ni-Ti合金の超弾性による形状の変更や,形状記憶に活用されています。
ソルトバスに代わる加熱装置として注目されています。
常用可能温度 : 200℃〜550℃
加熱雰囲気 : 空気(炉に装備しているブロワから供給)
温度分布 : 有効領域内で±5℃以内
型式 SFF-3225S または SFF-1825S 詳細はこちらから
樹脂業界向けの電熱式小型流動層炉です。
400℃〜500℃に保持した流動層炉の中に,樹脂の射出成形機で一般的に使われているブレーカープレートを樹脂が付着した状態で投入し,ブレーカープレートに付着した樹脂を加熱,除去します。
ご使用頂くには,種々の条件がございますので,詳細はお問い合わせ下さい。
型式 SFF-1825i または SFF-3225i 詳細はこちらから
炉内で使用する各種ヒータの設計・製作を承ります。
ラジアントヒータ,シーズヒータ,カートリッジヒータ,キャストレジスタなどのお取り扱いを致します。
また,耐熱鋼製のヒータチューブも合わせて設計,製作致します。
原則として,全てオーダーメードにて対応致します。
比較セル内蔵で,ガス分析の安定性に定評のあるポータブルガス分析計です。
新和実業株式会社からは,ガス浸炭炉向けの仕様(CO/CO2の2成分計)でお客様にご提供します。
なお,お客様の用途により,ご提供するガス分析の計測レンジを最適な範囲に変更します。
修理等の対応も致します。
型式 CGT-7100 詳細はこちらから
ガス浸炭炉用の雰囲気制御盤(エンリッチ制御盤)の製作を承ります。
使用するガス分析計は,CO2分析計,CO/CO2分析計(2成分計),
CO/CO2/CH4分析計(3成分計)のいずれかになります。
ジルコニアO2センサ用のCP演算器を搭載することも可能です。
また,炉温・CO%・CO2%の実測値からCP値の演算も可能です。
お客様のニーズに合わせて,システムをオーダーメードで構築します。
ガスサンプリングで使用する機器類は,実績があり,信頼性の高いものを選択します。
新和実業株式会社では鏡面冷却式露点計を用いて,熱処理関係のお客様,熱処理以外の関係のお客様に対し,計測の目的や用途に応じた水分計測の方法を四半世紀以上の実績をベースにご提供します。
工業炉だけでなく,全固体電池の正極側の製造環境の管理,ドライルームの制御などにも大いに威力を発揮します。また,アンモニアの露点計測にも対応します。
検査成績書・校正証明書・トレーサビリティ体系図もご提供できます。
露点計測範囲:-75℃〜50℃まで(仕様による・高露点仕様は90℃前後まで)
「高分子薄膜静電容量式露点変換器」または「アルミ薄膜静電容量式」の露点変換器(プローブ)を利用した小型で手軽なセンサ式露点計です。
-80℃〜20℃程度の露点計測範囲となります。
精度は±2℃(低露点領域では±3℃)となります。
お客様のお手元に,鏡面冷却式露点計またはTDLAS露点水分計があれば,それらとの比較校正をしながら安定した露点計測が実現できます。
露点変換器の取り外しが容易なので,変換器の年1回必要な点検(センサチップ交換)・校正にも出しやすいというメリットがあります。
本製品は,小型の筐体にポンプ,フィルタ,流量計,指示調節計(制御出力や警報出力も可能)などをすべて装備しています。
「TDLAS露点水分計」は,波長可変ダイオードレーザー吸収分光式という鏡面冷却式や静電容量式(センサ式)などとは異なる方式の露点計測機器です。
特に低露点領域で,露点計測の応答性が高く,また,過冷却に影響されない高精度の露点計測をが実現できます。
露点計測範囲は-70℃〜20℃で,計測の精度は±0.2℃です(水分量を計測する際の背景ガスの種類による)。
アンモニアなど,H2Oとの親和性が高く,飽和蒸気圧の高いガス種が混在していても正確に水分量の計測ができる特徴があります。を正確に静電容量式精度は±2℃(低露点領域では±3℃)となります。窒化炉などのほか,水素のキャリアとして期待されているアンモニアの露点計測にも活用できます。
型式 TDLAS T-1 詳細はこちらから
横河電機株式会社製のデジタル指示調節計にCpCalcの演算式を搭載したUT75Aの「/CPオプション付き」のモデルをお客様の仕様に従い,ラダープログラムによるカスタマイズと細かな設定をした状態でご提供致します。
この1台で,CP値の演算と,エンリッチコントロールのための制御出力が可能です。制御出力はマスフローコントローラ,電磁弁,コントロールモータなどを選択できます。
また,ラダープログラムの設定により,機能追加にも対応します。
このUT75Aの「/CPオプション付き」モデルの場合,入力インピーダンスが10MΩの補助アナログ入力がありますので,ジルコニアO2センサをダイレクトに接続することが可能です。各社のジルコニアO2センサに対応します。
もちろん,CO2濃度からのCP値演算にも対応できます。
型式 UT75Aシリーズ /CPオプション付 詳細はこちらから
ガス浸炭炉,焼入炉,変成炉(RXガス発生機)などで使われる赤外線ガス分析計からのCOガスを含む排気を,安全に,かつ分析計側に逆火させないように燃焼させ,処理するための逆火防止器です。
大手自動車メーカーをはじめ,広く熱処理現場にて使われています。
ガス分析計用として製品は1種類のみしかありません。
消防認定品,CEマーキング取得品はありません。
旧ハネウエル製(旧山武ハネウエル・旧山武が国内販売)のマルチバーナーフレームモジュールボード「WN200A」および「WN210A」の代替用の製品です。
フレームリレーには,Azbil株式会社製のFRS100を使い,WN200A,WN210Aと完全互換となるよう設計されています。
新しいJIS B 8415:2020には対応していませんのでご注意下さい。
型式 SFRS-4・SFRS-2 詳細はこちらから
炉内で使われるSIC製の各種スキッドレールや炉床板などの設計・製作が可能です。
木型の製作から可能です。
交換工事もお気軽にご用命ください。
オートミキサー,サーボミキサーは水溶性切削液,検査家器,洗浄剤などの自動希釈装置です。一定倍率(濃度)の希釈液がバルブ操作のみで簡単に得られるもので,同様の他社製品に比較して格段に精度が高いことを特徴としています。
コンパクトで設置が簡単な上,希釈作業の大幅な省力化と自動化が可能で,希釈液の濃度を一定化させることができるため,発錆,洗浄不良,切削・研削不良,工具等のトラブルも解消できるという優れた製品です。
オートミキサー・サーボミキサーは豊田化学工業株式会社様の製品です。
型式 F-20・F-70・F-20E・SV-20・SV-70 詳細はこちらから