新和実業株式会社のSDGsへの取り組み

新和実業株式会社では,可能なところからSDGsへの取り組みを考えて行きます。

 
新和実業株式会社では,これまでにも熱処理設備の省エネルギー化の推進や燃料転換工事など,様々な形でお客様の省エネルギー推進へのお手伝いを行ってきました。
 
これからも引き続きお客様のCO排出量削減に向けて取り組みを続けます。
 
【熱処理設備の省エネ診断 〜まずは断熱材の劣化の検証から〜
 
 お客様の熱処理設備からの放熱の量を計測し,れんがやセラミックファイバーなどの断熱材の劣化とそれによるCO排出量を評価し,炉で使われている断熱材のオーバーホールの時期の最適化をご提案します。
 2021年6月2日,大手自動車メーカーは主要部品会社に対し,一斉にCO
排出量を前年比で3%削減するよう求めたと報道がありました。しかし,現在の生産を維持しながら,3%のCO排出量削減には困難も伴います。
 そこで,まず「やれること」を一つずつ積み重ねて行くことが重要です。弊社としては次のような省エネ診断の実施をご提案します。

Step 1   お客様の工場における稼働中の熱処理設備の調査の実施
     @ 炉の側壁,天井,床に使われている断熱材の種類と厚さを調査します。
 
     A 炉内の常用温度を調査します。
 
     B オーバーホール直後の炉体表面温度が分かればその値も調査します。
 
     C 現在の炉体表面各部の温度を調査します。
 
Step 2   Step 1 で得られたデータからの計算
     D @〜Bのデータを元に,パソコンと計算ソフトを使い,断熱材のオーバーホール(または新設)直後の炉からの全放散熱量(炉壁を貫流する熱量)の計算値をパソコンを使って求めます。

使用するソフトは,新和実業株式会社で伝熱工学に関する文献を参考に自社開発し,20年以上使用してきたもので,精度良く炉からの放熱量を計算することができることが検証できています。
ただし,炉壁に貫通穴(ハースローラーやヒーターチューブなどの穴)がある場合には計算値よりも実際の貫流熱量は増えます。

 
     E 現在の炉体表面各部の温度から,Dで使用したソフトを利用し,現在の炉からの全放散熱量(貫流熱量)を計算します。
 
     F Eで求められた現在の全放散熱量から,Dで求められたオーバーホール(または新設)時の全放散熱量を差し引くと,これが炉の断熱材の劣化などに伴う放散熱量(貫流熱量)の増加分がkWで求められます。
 
     G Fで求めた数値に,温室効果ガス排出係数(電熱式の炉の場合,環境省ホームページに電力事業者別のデータが掲載されている)を乗ずると,断熱材の劣化に伴う炉からのCO排出量の増加が数値として求められます。
 
【ご参考】
例えば,炉内の常用温度が870℃のガス浸炭炉で,炉壁の温度がおよそ5℃上昇すると,上昇前と比べて1m当たりおよそ60Wの放散熱量の増加となります。これは,1m当たり約20.3kg/月のCO排出量に相当します。実際にはこの数字に炉体全体の表面積を乗ずる必要があります。この数字を甘く見ると,せっかく省エネのためにLED照明の導入や空調の改善などを進めていても,その分が炉からの放散熱量で消費されてしまいます。
 
Step 3   計算で求めたデータを元にお客様によるCO排出量削減のための検討
     H Gで求められた数値を元に,お客様にて炉のオーバーホール実施のタイミングや,炉自体の更新のタイミングなどCO排出量削減に向けたご検討頂きます。
必要なご提案は新和実業株式会社からも差し上げます。
【ご注意】
オーバーホールの周期が短くなることで,炉のライフサイクルの視点から考えるとエネルギー消費量が増える可能性はありますが,最適化を図るという方向で検討するためのデータは最低限,得ておくことは必要と考えます。
この省エネ診断を行う場合,炉の断熱構成(炉で使っているれんがやセラミックファイバーなどの断熱材の種類や厚さ)と炉内の常用温度のデータが必要になりますのでご注意ください。
 
この省エネ診断にかかる費用などは,お気軽に新和実業株式会社までお問い合わせください。 
 

本ホームページに記載されている内容は予告なく変更することがありますのでご了承下さい。

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