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新和実業株式会社は熱処理設備・温度制御・雰囲気制御・湿度計測の専門メーカです。

TEL. 0565−28−8822

〒471-0855 愛知県豊田市柿本町6丁目9番地11

電熱式小型流動層炉SHINWA FULID FURNACE SERIES

流動する高温のセラミックス粉体を使い,製品を急速加熱可能な『電熱式小型流動層炉』は,多品種少量生産などでの製品の「1個流し」にも対応出来る加熱炉です。

高い温度分布性能を誇る弊社のオンリーワンの技術を皆様にお届けします。

        
               流動状態にあるSFF-3225Sのレトルト内部

医療分野で利用されるNi-Ti超弾性・形状記憶合金の熱処理にも多く利用されています。

樹脂製品の生産現場では,射出成形機に使われているブレーカープレートなどの洗浄処理用とて多く利用されており,金属熱処理用とは別に,専用モデルをラインナップしています。
 
   YouTubeから流動層の動画をご覧頂けます @SFF-3225 ASFF-3225 BSFF-1825S

新着情報

  • 2021/9/27 SFF-3225iの受注を開始しました。有効処理領域はSFF-3225Sと同等で,ヒータ制御がSSRに
          よる時間比例ON-OFF PID制御となります。温度分布性能は設定温度に対して±10℃以内です。
          従来のSFF-3225の後継機種です。ブレーカープレートの洗浄処理にも利用出来ます。

電熱式小型流動層炉とは

流動層炉とは、加熱したセラミックスの粉体を流動化させ、ワークとの接触により良好な伝熱特性を実現させる装置の代表です。固体粒子であるセラミックスの粉体は、その熱容量が気体の1000倍以上あることと、ワークのと接触による伝熱にあずかる面積が大きいことから、ワークの急速な加熱に威力を発揮します。

弊社の電熱式小型流動層炉は,600℃までのソルトバスの代替としてもお使い頂けます。
ソルトを使わないことから、炉の周囲の環境を汚さないこと、また、処理後の洗浄が不要なこと、ソルトよりも安全性に勝ることなど、大きなメリットがあります。

この電熱式小型流動層炉は現在、金属材料の加熱における「1個流し」と「急速加熱」の両方に対応できる超小型の熱処理炉として広く活用されています。
特にNi-Ti超弾性・形状記憶合金の熱処理に対応したモデルでは、設定した温度に対して±3℃以内の温度分布性能を出すことに成功しました。
形状記憶合金のほか、航空宇宙関係で使われる比較的小さな部品の熱処理など(アルミ合金やベリリウム銅(ベリリウム銅25合金の時効硬化処理)など)にも対応できる炉としてもお使い頂くこともできます。

また、この炉は樹脂の付着したブレーカープレートやスクリュー、ノズルなどの洗浄にも対応できるブレーカープレート洗浄機としても、注目を集めています。

SDGsへの対応が強く求められている今,電熱式小型流動層炉はその省エネルギー性能の高さからも注目が集まっています。

新和実業株式会社にデモ機(SFF-3225S)がございますので、一度ご確認下さい。  

電熱式小型流動層炉の主な用途例

Ni-Ti超弾性・形状記憶合金の熱処理(超弾性を利用した形状変更と形状の記憶・480〜550℃)

・アルミ合金部品(小物)の溶体化処理および時効処理(多品種少量生産にも対応)

・マグネシウム合金の固溶化(溶体化)処理および時効処理

・線ばねのテンパー炉として

・線ばね(圧縮ばね)のヒートセッチング炉として

・線ばね用コイリングマシンの段取り替え後や線材の受入時の試し巻き後のテンパー

SUS631の時効処理のイメージ・電析出硬化系ステンレス鋼ででできた部品の時効硬化
 (析出硬化)処理(475℃)

SUS631 3/4Hによるウエーブドワッシャのテンパー処理の処理事例
処理条件:475℃±10℃ 60分保持後空冷(析出硬化処理)

SK85+オーステンパ+ジオメット処理」に比べて「SUS631 3/4H+流動層炉(@475℃)」を選択することで,部品の軽量化とトータルコストの低減に寄与します。弊社の流動層炉は析出硬化系ステンレス鋼の析出硬化熱処理に対応しています。
また、加熱速度が急速で、かつ、温度制御精度が高いため、大幅な品質向上が実現できました(写真ご提供:慶和精工株式会社様)。


  

・板ばねや鋼材のブルーイングSPCのブルーイングのイメージ

【左の写真】
電熱式小型流動層炉を利用して,SPC製の板ばねをのブルーイング処理を行った事例です。








・アルミ合金やADC12などのアルミダイカストの時効処理(T-5処理)

・アルミダイカストの鋳造時のブリスタ発生の確認(ブリスタ検査装置として)

・アルミ合金の鍛造加熱

・鋼材の焼戻し(高周波焼入れの後の焼戻し(150〜300℃)にも

・金型のテンパー(冷間ダイス鋼の安定化処理・250〜450℃)

樹脂の射出成形機で使われるブレーカープレートやスクリューの洗浄(400〜530℃)

   処理前のブレーカープレート(PEが付着・S45C)
   450℃30分の洗浄処理後のブレーカープレート

・塗装用ハンガーの洗浄(500〜530℃)
・材料物性などの評価における550℃前後までの熱サイクル試験や加速試験
・550℃までの急速加熱のできる試験装置として

                          など。


電熱式小型流動層炉製品ラインナップ

SFF-3225Sのイメージ

SFF-3225S(大口径高精度モデル)

SFF-3225Sの流動中の動画はこちらから
(YouTubeから動画を開きます)

有効加熱領域:φ320mm×250mm
温度分布精度:設定温度に対して±3℃以内
常用温度:150〜560℃
最高使用温度:600℃(600℃での常用はできません)
電源:AC200V 三相 50/60Hz 最大13kW

【主な用途】
Ni-Ti形状記憶合金(超弾性合金)の熱処理
航空機用部品(アルミ合金ほか)の熱処理(1個流し)
アルミ合金/マグネシウム合金製部品(小物部品)の溶体化
ベリリウム銅25合金の時効硬化処理(@315℃)
アルミダイカストのブリスタ発生の確認、
鋼材の焼き戻し、アルミダイカストのT5処理、
ばねのテンパー、金型のテンパー(冷間ダイス鋼の安定化処理)、
600℃までのソルトバスによる加熱の代替、
析出硬化系ステンレス鋼の時効硬化処理、
樹脂の付着したブレーカープレートやスクリューの洗浄、 など

  
SFF-1825Sイメージ

SFF-1825S(小口径高精度モデル)

SFF-1825Sの流動状態の動画はこちらから
(YouTubeから動画を開きます)

有効加熱領域:φ180mm×250mm(SFF-1825S)

温度分布精度:設定温度に対して±3℃以内
常用温度:150〜560℃
最高使用温度:600℃(600℃での常用はできません)
電源:AC200V 三相 50/60Hz 最大5kW

【主な用途】
Ni-Ti形状記憶合金(超弾性合金)の熱処理
鋼材の焼き戻し
線ばねのテンパー
金型のテンパー(冷間ダイス鋼の安定化処理)
600℃までのソルトバスによる加熱の代替
析出硬化系ステンレス鋼の時効硬化処理  など


  

SFF-1825iのイメージSFF-1825i (ブレーカープレート洗浄機)

ブレーカープレートの洗浄に関する詳細はこちらから

最大有効加熱領域:φ180mm×250mm(深さ)
深さ方向は250mm前後まで対応可能ですが、処理する製品の求める温度分布精度によります。
(写真は、粉体吹き出し防止用プロテクタを取り付けた状態)
常用温度:150〜560℃
最高使用温度:600℃(600℃での常用はできません)
電源:AC200V 三相 50/60Hz 最大5kW
 
【主な用途】
金属加熱用またはブレーカープレート洗浄用として利用可能。

ブレーカープレート等に付着した樹脂(PE, PP等)の洗浄処理
鋼材の焼き戻し・黒染め・ブルーイング・線ばね・板ばねのテンパー・
ADC12などのアルミダイカストのブリスタ発生確認など

有効加熱領域内の温度分布性能が±10℃よりも高い精度が必要な場合は,SFF-1825SまたはSFF-3225Sをご選択下さい。

  

SFF-3225i (汎用モデル)

最大有効加熱領域:φ320mm×250mm(深さ)
本モデルは,旧SFF-3225の後継機種です。
温度分布性能は,SFF-3225Sの±3℃以内に対して,こちらは設定温度に対して±10℃以内となります。
ヒータ制御は,SSRを使った時間比例ON-OFF PID制御となります。温度に若干のON-OFF制御の波が出る可能性がありますので,それが不都合な場合はSFF-3225Sをご選択下さい。
(写真はまだありませんのでご了承下さい)
大型のブレーカープレートの洗浄用途でも利用出来ますが,一度に処理が可能なブレーカープレートの数量は煙などの発生の点から制限があります。
医療向けデバイスの製造用途の場合はSFF-3225Sをご選択下さい。

【主な仕様】
常用温度:150〜560℃
最高使用温度:600℃(600℃での常用はできません)
電源:AC200V 三相 50/60Hz 最大5kW
タッチパネル,ウイークリータイマの搭載はありません(必要な場合はSFF-3225Sをご選択下さい)。
 
【主な用途】
金属加熱用またはブレーカープレート洗浄用として利用可能。
鋼材の焼き戻し・黒染め・ブルーイング・線ばねのテンパー・板ばね(析出硬化系ステンレス鋼)の時効処理・アルミ合金の鋳物やADC12などのアルミダイカストのブリスタ発生確認など
その他の用途の場合はお問い合わせ下さい。

有効加熱領域内の温度分布性能が±10℃よりも高い精度が必要な場合は,SFF-3225Sをご選択下さい。


SFFシリーズ電熱式小型流動層炉に共通の主な安全仕様


・温度制御用とは独立した過昇温防止用の熱電対および温度警報計(温度上限警報計)を搭載
・温度警報計だけでなく、温度調節計においても温度上限警報によるヒータの強制停止機能を実装
 (二重に温度上限警報をとる仕様とする)
・ヒータ切り忘れ防止タイマ
 (SFF-1825iのみ・SFF-1825SおよびSF-3225Sはウイークリータイマ機能を利用)
・ブロワが運転されていない状態ではヒータへの通電ができない制御の仕様
・炉冷却時のブロワ自動停止機能(設定温度以下になったら自動でブロワを停止する機能)
・セラミック粉体吹き出し防止用プロテクタ標準装備(SFF-1825iのみ)
・流動用エア手動ベントバルブ装備
・非常停止ボタン標準装備(1カ所)


電熱式小型流動層炉に関するおしらせ


SFF−3225Sへのウイークリータイマ機能追加について(2020/5/20)

2018年6月以降に納入のタッチパネル搭載のSFF-3225Sに機能追加が可能です。
起動時間(ブロワ入・ヒータ入)から停止時間(ヒータ切)の時間を6種類、曜日毎に設定できます。
機能追加作業のほか、動作確認作業必要で、最大6時間程度必要となります。
なお、別途出張費+作業費が発生します。

お客様にてソフトウエアの入れ替えと動作確認を実施頂くことも可能です(弊社までご相談下さい)。
PLCとタッチパネルの機能を利用してウイークリータイマの機能を実装します。
2020年6月以降に製作のタッチパネル搭載のSFF-3225Sには標準搭載します。


使用するPLCをはじめとした機器類のコンピュータシステムバリデーションについて(2020/10/1)

特に医療用デバイスの製造用途でのSFF-1825S/SFF-3225Sについて、使用するコンピュータ内蔵の機器類についてのコンピュータシステムバリデーション(CSV)が必要な場合、その対応について事前にお打ち合わせが必要です。設備の製作前のお打ち合わせのタイミングで詳細をお知らせ下さい。

電熱式小型流動層炉のカタログ(PDFファイル)


SFF-3225Sのカタログイメージ

電熱式小型流動層炉(金属加熱向・高精度仕様)

常用550℃前後までで使用可能な小型の金属材料の加熱炉です。
熱処理雰囲気は大気です。

本設備は,流動している高温のセラミック粉体を利用して,製品をその中で加熱するもので,セラミック粉体との接触伝熱により,製品の急速加熱が可能です。

昇温時間が短縮できることから,Ni-Ti合金のような複雑な相変態を伴う金属材料の加熱や,ばねのテンパー処理の時間短縮などに威力を発揮します。
また,流動層炉の特性から,精密な温度制御も可能です。

  
ブレーカープレート洗浄機のカタログのイメージ

電熱式小型流動層炉(ブレーカープレート洗浄機仕様)

樹脂業界向けの製品です。

PPやPEなどの樹脂の射出成形機に組み込まれているフィルタである「ブレーカープート」に樹脂が付着している状態で450℃前後の流動層炉の中に入れ,処理をすることでブレーカープレートの洗浄処理ができます。

処理時間は20分〜30分です。
 



電熱式小型流動層炉に関する特記事項(ご確認下さい)

  1. 2021年9月現在、原則としてSFF-1825i、SFF-3225i、SFF-1825S、SFF-3225Sの4機種のみ受注を承っております。詳細は新和実業株式会社までお問い合わせ下さい。
  2. 処理品にねじ部がある場合、セラミック粉体がねじ部に挟まって取れなくなる可能性があります。この問題は流動層から取り出し、製品の温度が下がる前に除去することで問題が解決する場合があります。事前のテストが必要です。予め、ねじ部にボルトを入れておくことによる対策もできます。
  3. 原則として炉の製作は全てオーダーメードとなります。塗装色、配線色などはご発注時にご指定下さい。細かな仕様変更に対応可能です。搬送装置の取り付けなどに対応するため、多少の設計変更も可能です。ご相談下さい。
  4. 弊社にテスト機がございますので、実機にてテストを行って頂くことができます。弊社までお問い合わせ下さい。
    なお,ブレーカープレートの洗浄テストは弊社でのテスト費用が発生するため,僅かですがテスト費用を頂戴しておりますのでご了承下さい。
  5. 本電熱式小型流動層炉は、高温の粉体を扱う部分に構造上、本質安全設計にはできない部分があります。従って、取り扱いの際、火傷などの事故が生じないように保護具(保護めがね、耐熱の手袋、長袖の作業服)の着用をしてください。
  6. セラミック粉体が流動していない状態でヒーターに通電すると、ローカルヒートによりヒーターが断線します。必ず、セラミック粉体の温度が低い(およそ100℃以下)状態で粉体が流動することを確認してから、ヒータに通電してください。
  7. パッキン、断熱板はノンアスベスト品を使用しております。また,断熱材はBSSR(生体溶解性ファイバー)を使用しております。
  8. 原則として日本国内仕様です。海外向けでご検討される場合、原則として日本国内仕様を日本国内にてお引き渡しすることとなります。異電圧仕様はございませんので、異電圧でのご使用の場合別途トランスをご用意頂くこととなります。
    海外向けでご検討の場合は、弊社にご相談下さい。
  9. 新和実業株式会社では、600℃以上の高温仕様は製作しておりません。
  10. 弊社の電熱式小型流動層炉は、お客様のご要望に応じて、弊社に蓄積されたノウハウに基づく技術計算をした上で、御見積前に再確認を行い、間違いの無い製品をお客様にご提供できるように致しております。なお、ご発注前には必ず弊社にて実機でのテストの実施を御願いしており、かならずお客様にはそれに立ち会って頂きますのでよろしくお願いいたします。
               

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