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新和実業株式会社は熱処理設備・温度制御・雰囲気制御・湿度計測の専門メーカです。

TEL. 0565−28−8822

〒471-0855 愛知県豊田市柿本町6丁目9番地11

オートミキサー・サーボミキサーAUTO MIXER/SERVO MIXER

外形寸法図および名称・材質

オートミキサーのイメージ

記号 名称 材質
@ ボディ C3604
カニゼンメッキ
A ディフューザ SUS303
BCD ノズル、スプール、ボディ
EF ホースニップル、ニップル SUS304
▲名称・材質
記号 型式
F-20 F-20E F-70
154 154 165
65
(87)
φ40
φ40
20 20 25
▲寸法





標準仕様

>▲標準仕様
項目 型式
F-20 サーボミキサー F-70
吐出流量(l/min) 20〜30 60〜70
原液の粘度(mm2/s{cSt}) 100以下 100〜500 100以下
希釈率 20〜100倍(5〜1%) 12〜100倍(8〜1%) 20〜100倍(5〜1%)
駆動流体 工業用水(水道水は不可)
駆動流体の圧力 作動時に0.08MPa{0.8Kgf/cm2}以上必要
駆動流体接続口径 PT1
原液吸入側口径 ホース内径15φ用ホースニップルPT3/8

工業用水で使用してください。水道水は逆流により原液の水道水への混入が考えられますから使用しないでください。
希釈装置を動作させたとき(工業用水のコック開)、取り付けた圧力計にて0.08MPa(0.8Kgf/cm2)以上必要です。

希釈装置の性能

オートミキサの希釈性能は、@工業用水の水圧、A吸引する原液の粘度によって変動します。
一定圧力、一定粘度(一定温度)の条件においての性能図は次のページに示した通りです。

水圧を一定にする方法として、定流量弁、温水器用減圧弁の使用を推奨します。粘度と希釈濃度に関しては、機種F-20、F-70において、粘度10mm2/s{cSt}と60mm2/s(cSt)の比較では希釈濃度で約0.5%性能曲線が変動します。

サーボミキサーは、原液の温度変化に伴う原液の粘度の変動による希釈性能の変動が少なくなるように改良されたものです。従来のF−20Eの後継機種になります。
水溶性切削油の希釈設備を屋外に設置する場合など、季節による希釈濃度の変動を少なくするという効果があります。

使用原液 洗浄・防錆剤
原液粘度 ボディ
駆動流体
の圧力
A 0.1MPa{1.0Kgf/cm2}
B 0.15MPa{1.5Kgf/cm2}
C 0.2MPa{2.0Kgf/cm2}
▲条件(F-20・F-70)


使用原液 洗浄・防錆剤
原液粘度 ボディ
駆動流体
の圧力
A 0.1MPa{1.0Kgf/cm2}
B 0.15MPa{1.5Kgf/cm2}
C 0.2MPa{2.0Kgf/cm2}
▲条件(F-20E)


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オートミキサー・サーボミキサーのカタログ・取扱説明書 (詳細はこちらから)

オートミキサーのカタログイメージオートミキサー・サーボミキサー カタログ・取扱説明書

水溶性切削液などの希釈装置,オートミキサーとサーボミキサーの取扱説明書とカタログを兼ねたものです。

オートミキサー・サーボミキサーをご検討の方は,必ずこのPDFの8ページ目(最後のページ)の注意事項を必ずお読み下さい。。

本製品は,豊田化学工業株式会社様の製品です。
  

              

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オートミキサーに関する詳細

外観寸法図・名称・材質
標準仕様・希釈装置の性能・オートミキサーF−20およびF−70の性能図
オートミキサーF−20EおよびサーボミキサーSV−20の性能図
希釈倍率バルブの安定性
希釈装置の使用例
基本配管および注意事項
希釈倍率目盛の設定方法
希釈装置のオプションセット
取り扱い上の注意事項
オートミキサーによる希釈自動制御システムのご案内
水溶性切削液・水溶性圧延油自動希釈設備

オートミキサーの設置と設定に関するノウハウ

  1. 駆動用流体(水)の流量を一定に管理する(たとえばF-70の場合毎分70リットル、F-20の場合毎分20リットルとします)。可能であれば水用の流量計をご使用下さい。

  2. 駆動用流体(水)の圧力を一定にします。基本は0.1MPaでオートミキサーに供給します。圧力0.2MPa以上であっても変動がなければ問題ない場合があります。水の供給配管には圧力計の取り付けが必要です。

  3. 一度に希釈液を作る量がF-20の場合20リットル以上、F-70の場合は70リットル以上になることを目安にします。駆動用流体である水がオートミキサーを通過したときに、原液の吸引力が生まれますから、原理的には希釈開始から少しの間はオートミキサーから水しか出ません。
    オートミキサーと原液タンクの原液の液面との高低差を小さくすると、水しか出ない時間を短くできます。

     
  4. 必ず定期的に希釈後の液は糖度計を使い、濃度の計測と管理を行って下さい。糖度計(アタゴ製)は安価に入手できます。
     
  5. オートミキサーの内部に原液に含まれる固形成分が付着して、本体のダイヤルで希釈率をコントロールしているオリフィスの内径が付着物により小さくなり、希釈率が変動します。そのため、オートミキサー本体を定期的に取り外し、清掃しなければなりません。
    オートミキサー本体を湯に浸漬しておくだけでも十分に付着物が除去できる場合もありますが、分解清掃が必要な場合もあります。
    清掃の頻度は、ご使用になる原液によって異なります。
    オートミキサーの取り外しを容易にするため、オートミキサの駆動流体の入るところ(25Aメスネジ)に、ニップルを介してユニオンを取り付けておくと容易に配管からの取り外しができます。
    オートミキサーの清掃の頻度にもよりますが、複数のオートミキサーを設置頂き、バルブ切替ができるように配管を組んで頂くと、希釈装置を停止させることなくオートミキサーの清掃ができます。

     
  6. オートミキサの吐出口が希釈液タンクの液面の中に入っている場合(吐出口の先にホースを取り付けている場合も同じ)、希釈液がサイフォン現象により原液タンクまたは駆動流体の配管側に逆流します(実際に逆流して原液タンクに希釈液が入った事例があります)。
    オートミキサー・サーボミキサーカタログ・取扱説明書の6ページの「基本配管及び取付時の注意事項」の図8〜10をご参照下さい。
 そのほかの取り扱いについての情報は
 オートミキサー・サーボミキサーカタログ・取扱説明書(PDFファイル・2401KB)
 をご参照下さい。
 
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